ルボエのトイカメラを買ってみた

ルボエのトイカメラ

ルボエのトイカメラの感想です。型番は、CDC-L03。

プレゼント用に購入したものなので、使い込んではいません。初期設定をし、試し撮りをした時点で感じたことを書いています。

Amazonで購入していますが、おそらくは「OtotaCam」「COOING」といったメーカー名と同型。外側のケースが違うくらいです。

でもって、パッケージは簡体字。つまりは、Amazonでよく見る謎の中国ブランド……。

当社のキッズカメラは中国製造元メーカーまで出向き、一つ一つ製品のチェックし、製品の言語(日本語)監修からパッケージや日本語説明書まですべて携わり、弊社オリジナル製品として販売致しております。

※当社以外の類似製品は日時設定や言語設定に不具合が発生しやすいです。

引用元:ルボエ 子供用 デジタル トイカメラ 1600万画素 2.0インチIPS画面 4倍ズーム (うさぎ)

謎の中国ブランドの評価が気になって見に来た方は、下記リンク先あたりでチェックを……。

 

パッケージと中身

箱

ルボエの子供用トイカメラは、「うさぎ」と「くま」がありますが、購入したのは「うさぎ」です。

箱は、見ての通りピンク一色。

簡体字が見えた時点で、「日本語監修は、説明書だけ?」という気分に。まぁ、商品を検索しても、会社が出てこない時点で、予感はありました。

箱の裏

箱の裏には、深セン市の表記。「セン」の字は、「つちへん」に「川」ですが、変換できないのでカタカナにしています。地理的には、香港の近くですね。

深セン市は「中国のシリコンバレー」で、ゲーム会社「テンセント」の本拠地。ここで起業した科学者が、世界初のデザイナーベビーを発表して話題になりました。

箱の中身

箱を開けると、うさぎと目が合います。この「うさぎ」はカバーなので、外すことができます。

カメラの下には取扱説明書、ピンクの小さな箱にはケーブル類が入っています。

 

カメラと付属品

カバーを外したカメラ

うさぎのカバーを外すとわかりますが、16GBのマイクロSDカードが、最初から入っています。

カバーを付けた状態では、カードが抜きとれないので、誤って出して紛失するケースは少ないかも。

ケーブル類

一般的なUSBのケーブルと、形状の違うUSBが入っていて、スマホなどで見るType-CやMicro-Bに切り替えることも可能。

コンセントに差して充電する場合、USB充電器が必要ですが、スマホを持っているなら、別に要らないですね。コンセント部分のパーツを外して使うだけなので。

ストラップも付いています。

取扱説明書

取扱説明書は、日本語です。

電源を入れてシャッターを押せば写真を撮れますが、長押しすると動画の録画が始まります。拡大機能もありますが、その辺の操作感がイマイチ……。

ステッカーも入っています。

 

ディスプレイ

起動画面

起動すると、チャカポカ チャカポカ チーンと音が鳴ります。いや、マジで。本当に、チャカポカ チャカポカ チーンだから。終了画面でも、気の抜けるような音が鳴ります。

設定画面

言語は最初から日本語になっていましたが、日付の設定は未設定だったので変更しました。シャッターボタンが、決定のボタンになります。

解像度

解像度は「4608×3456」がデフォルト設定。動画は「1920×1080」だったかな。ちなみに、1600万画素。

 

トイカメラで撮った写真

トイカメラで撮った写真

撮影ボックス内にあるストラップを撮影してみました。

ぼやけてますね……。近距離に光源があるのは、苦手なんでしょうか……。それとも、距離のせいか。ズーム機能などもありますが、これは手を加えずに撮影した1枚です。

撮影ボックス内の写真

撮影ボックスの光源を消し、撮り直した1枚です。

明かりを消したら暗かったので、カーテンを開けて自然光を入れたら、この状態。う~ん……。

箱の中の写真

ストラップを箱に入れ、撮り直した1枚です。

さっきよりマシになりました。なお、説明書を読む前の撮影になります。

空の写真

近距離が苦手なのかと思い、見上げた空を撮った1枚です。

キレイな空ですね。よかった、よかった。

マリオのテレサの写真

少し暗いところで撮ったマリオのテレサです。

1mくらい離れていれば、こんな感じですね。

画像も動画も、ファイル名は「SUNP0001」といった具合に、連番で作られていきます。ファイルの保存場所は、「100MEDIA」というフォルダになります。一部のデジカメのように、月単位でフォルダ分けされたりしません。

 

まとめ

プリクラみたいなオリジナルフレームが20種類もあるとか、カラーフィルターがあるとか、タイマー撮影できるとか、他にも書ける要素はありますが、個人的には「操作性がイマイチ」でした。

子供って、ずっとボタンを押したりするので、長押しで動画になるのは、やめた方がいいんじゃないかと……。あと、ズーム機能は“何かを回す感じ”のがいいですね。その方が直感的に操作できるので。

ボタンを少なくすることで、コストを削減しているのかもしれませんが、それにより兼用ボタンが増えるのは、子供にとって厳しいかも。1ボタン1機能の方が、理解しやすいでしょうから。

買ってから思ったのですが、写真を撮れる玩具でいいなら、マイタッチスマートという選択肢もあるような……。前に、安売りされたのを買ったから言うんですけど。まぁ、電池の消費が激しい品ですが。

あとは、中古でニンテンドーDSiを買うとか。「Fire 7 タブレット」を買って、設定の「機能制限」で『パスワードを設定して商品購入、特定の種類のコンテンツ、ウェブ閲覧、その他の機能の使用を制限する』にして渡すのもアリかも。

Fireタブレットのキッズモデルは1万円超えるけど、ただの「Fire 7 タブレット」なら5,980円。何らかのセール時には、3,000円台くらいになるのに、カメラも付いてるし、ネットも見られるし、495円の「7インチ専用タブレットキーボード付ケース」でも買えば、キーボードを打つ練習にもなる。同価格帯の投資と思えば、こっちだよね……。

そう思って実行に移した結果が、下記リンク先。

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4,000円で、タブレット&キーボードを揃えてみた

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DSは、コスパの良い教育係? でもって、遊び相手?

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類似品と言うか、カバーが違うだけにしか見えない「OtotaCam」「COOING」に関してですが、実際にはスペックに違いがあります。

COOINGは、800万画素。OtotaCamは、ルボエと同じ1600万画素ですが、フレームが32種類と多い。そして、カバーが別売り。ただ、カメラの形状、ボタンの形などは一緒です。

ルボエの商品ページに『写真の解像度が800万画素から1600万画素にバージョンアップ』とあるので、「COOING」のモデルは旧式かもしれません。

同じようなものをメーカー名を別にし、複数展開するという手法を見た気がします。なお、OtotaCamで用意されているカバーは、カエル、ブタ、こぐま、ラビット、ひつじ、キリン、わぴち。「わぴち」は、アメリカアカシカのことらしいです。平仮名で書く辺りが何というか……。