【詐欺メール】お客さまの口座間送金管理

結論

無視するだけ。

お客さまの口座間送金管理の画像

ジャパンネット銀行を騙る詐欺メールです。

口座を開設していないのに、「口座の更新」ときたので、迷惑メールのネタが増えたと思いました。

なお、ジャパンネット銀行の詐欺メールに関する注意喚起は、下記リンク先にて。

当社と類似した名称などを使用する業者から、Eメールや電話、郵便などで下記事例のようなさまざまな要求をされることがあります。

引用元:当社などの金融機関を名乗る業者や、紛らわしい名称の業者|ジャパンネット銀行

 

詐欺メールの本文

メールの本文は下記の通り。

いつもご利用いただきありがとうございます。

最近、ジャパンネット銀行はお客様の口座資金のセキュリティを高めるために、全面的にシステム

のバージョンアップを行いました。すぐに口座の更新をお願いします。

こちらのURLをクリックしてください

https://www.japannetbank-jin-jp.com

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ジャパンネット銀行 カスタマーセンター

■個人のお客さま:0120-369-074(通話料無料)

フリーダイヤルをご利用いただけない場合 03-6739-5000(通話料有料)

(営業時間:9時?17時 休業日:12月31日?1月3日、5月3日?5月5日)

■法人・営業性個人のお客さま:0120-369-058(通話料無料)

フリーダイヤルをご利用いただけない場合 03-6739-5005(通話料有料)

(営業時間:9時?17時 休業日:土曜日・日曜日・祝日、 12月31日?1月3日)

※本メールへの返信によるご質問にはご回答できません。

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ジャパンネット銀行

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「https://www.japannetbank-jin-jp.com/」のリンクは、表示通り「https://www.japannetbank-jin-jp.com/」へのリンクです。

ジャパンネット銀行のアドレスは「https://www.japannetbank.co.jp/」なので、違うアドレスになります。

本家は「jin」が付かないし、「com」でもない。みずほ銀行を騙る詐欺メールも、こんな感じでした。おそらく、同じ組織か人物が行っているんでしょう。

まぁ、誘導先のサイトは閉鎖されているようなので、クリックしても焦る必要はないですね。

※ 「https://www.japannetbank-bansk-co.com」版もありました。

ちなみに、送り主のアドレスは「customer1@cc.japannetbank.co.jp」でした。

アドレス偽装ですね。

メールのソースを見ると「Return-Path: sdhzswib@phumhxwq.com」とあります。これが正体。

※ 別版では、「Return-Path: ybwsddvv@tkhbegdis.com」でした。適当なアルファベットの羅列ですね。

「customer1@cc.japannetbank.co.jp」は当社の正しいメールアドレスですが、上記メールは当社から送信したものではありません。

引用元:LINEを騙るフィッシングメールにご注意ください|ジャパンネット銀行

 

アドレス偽装

送信元アドレスは変更可能です。

送信元アドレス変更の画像

上の画像は、「Gmail」の「アカウントとインポート」の設定画面です。名前の項目の下に「Gmail を使用して他のメール アドレスからメールを送信します」とあります。

用途としては、自宅から仕事関係者にメールを送るとき、プライベートなアドレスだと「誰?」となるので、仕事用のアドレスで送りたいときに使用するといった感じでしょうか。

これは、「Gmail」の設定がどうのという話ではなく、送信元アドレスが変更不可能なものじゃないことを伝えるために、例として「Gmail」の設定を挙げているだけです。