注意事項:ダイレクトの第1暗証番号が翌日失効し、三井住友のメンテナンスサイトより、更新をお願いします。

結論

無視するだけ。

注意事項:ダイレクトの第1暗証番号が翌日失効し、三井住友のメンテナンスサイトより、更新をお願いしますの画像

「ショートメッセージサービス(SMS)」を使った迷惑メールです。

『注意事項:ダイレクトの第1暗証番号が翌日失効し、三井住友のメンテナンスサイト www.mysmbcojp.us より、更新をお願いします。』

上記のような一文ですが、まず「.usドメイン」です。その前のドメインも、偽装するにしても適当。

三井住友のアドレスは、「https://www.smbc.co.jp/」なので、「smbc」を入れるのはわかります。しかし、最初の「my」は置いておくとしても、そのあとを「smbc」で区切ると、「ojp」になってしまいます。

日本の企業ドメインである「.co.jp」の略だとしたら、「c」が1つ足りない。

さっきは「my」を置いておきましたが、ログインすると本家は「direct」的なサブドメインが付きます。詐欺メールに突っ込むのもなんですが、全体的に雑。

なお、三井住友の注意喚起は以下の通り。

SMBCダイレクトの失効やアクセスを通知する当行を騙った不審なショートメッセージが多数配信されていることを確認しました。

以下のような不審なショートメッセージを受信されても、口座番号や第一暗証等を絶対に入力しないでください。

なお、SMBCダイレクトの第一暗証に有効期限はございません。

引用元:フィッシングメールによる不正送金

 

詐欺メールの送り主

『+22676601474』

そう表示されていたので、番号を追ってみました。行き着いたのは、西アフリカの国「ブルキナ・ファソ」です。

「Operator」欄には、アフリカ諸国で運営されている電気通信会社「Celtel」の名前がありました。