「500円おせち」を食べてみた｜博多久松のお試し版

博多久松の「おためし おせち」の感想です。

「お試し」と言っても、500円で17品も入っているので、食べると満足感があります。

なお、本体価格は500円ですが、送料は別にかかります。

「おためし おせち」は冷凍状態で届きます。

段ボールの中に、黒い紙箱が入っていて、その中に重箱が入っている感じ。

解凍は、冷蔵庫内で行います。黒い紙箱から出した状態で、冷蔵庫に入れて12時間で解凍完了。

賞味期限は、解凍後の冷蔵保存で1日間、解凍せずに冷凍保存した場合は1ヶ月間です。

写真は、到着時の凍った状態、解凍開始から6時間後、15時間後の写真です。

肉やエビも結構 変わっているんですが、写真だと豆腐の変わり様が一番わかりやすいですね。

食べたのは、解凍開始から15時間の段階です。

解凍時間は12時間なので、それより待った感じですね。この段階でも、水分量が多いメニュー、もしくは肉類は若干「冷たさ」が残っていました。冷凍していたが故の「冷たさ」です。

それでも、箱を開けたときに漂う肉の香りに、「飯だ！」という気持ちに……。

寿高野豆腐は、高野豆腐でした。

冷凍していたのに、噛むとじゅわっと汁が出てくるんです。まぁ、凍っていたものが溶けた後だというのが、その冷たさから感じ取れますが。

普通に海老です。身は、プリプリしていました。

これも触っていると、凍っていたんだなという「ひんやり感」があります。

個人的に、あまり椎茸は好きじゃないので、「あぁ、椎茸だ」という感想しかありません。鶏つくねは、焼き鳥として出てきそうな感じのでした。

ホエー豚角煮、牛たんパストラミ、あい鴨パストラミです。パストラミは、香辛料で調味した肉の燻製。

これらは、酒のつまみとして最適。酒飲み枠の料理です。

一押しは、ピリ辛の牛たんパストラミす。鴨は、やっぱ少し硬いですかね。

伊達巻、海老入り焼蒲鉾です。

伊達巻を見ると、「おせちだ」という気分になります。ふっくら、しっとり、そんな感触の伊達巻。抑えめの味付けで食べやすい。

焼蒲鉾は、品名を見るまで海老入りとは思いませんでした。

食べた後に品名を見て、一番 驚いたのがコレ。

「トマトだったのかよ！　なんだか、わからなかったぞ」という一品。

ちょっと酸味を感じるけど、歯ごたえはシャキシャキしていて、本当に何を食べているのか検討が付きませんでした。

これが何かを当てるクイズを実施してみたい。

感動的な柔らかさの黒豆です。

冷凍なのに、ここまで豆の風味を残せるとは……。他の人にも食べてほしい品。

甘い。柔らかい。2個しか入ってない……。

手まりゆば、海の香蒲鉾、子持ちいかです。

パット見、正体不明の食品3つ。ゆばは、上から見ると気付きますし、蒲鉾はカニカマっぽいですから、冷静に見れば わかるんですけどね。

いかは、ウズラの卵と同じくらいの大きさだったはず。

見た感じ、味が濃そうな印象でしたが、食べてみたら思いのほかアッサリ。そんなに甘くないので、続けて食べられます。

スイーツです。これだけでも、販売できそう。というか、売ってほしい。

食べていると、楽しくなってきます。

「これ、どんな味だろう」というワクワク感は、食べ慣れた食品では味わえない。そう感じました。

「おせち」と言うと、大人数用とばかり思っていましたが、同梱されていたチラシを見るに、1人前用のもあるので、一人暮らしの人でも楽しめるかも。

ちょっと豪華な酒の肴にして、新年の昼から一杯やるのもいいでしょう。

あと、Amazonアカウントで支払い可能だったのは、少し助かりました。カード情報とか、入力する手間が省けたので。

ただ、会員登録は必要です。名前と住所を入れるくらいだけど。配達時間は指定できますし、到着希望曜日を書いたら、その曜日に届きました。