特定健診を受けてみた話
住んでいる自治体から、特定健診受診券が送られてきたので、受けに行きました。まぁ、若くない人向けのデブ検査です。
集団検診または指定された医療機関での受診となっていたので、最寄りの病院へ行くことに。
集団検診を受ける場合は、自治体が発行している広報誌で、実施日を確認するよう書かれていました。広報誌の内容は、ネットでも確認可能です。私が住んでいるところは。
特定健診とは
日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防のために、40歳から74歳までの方を対象に、メタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
特定健診の流れ
上の画像は、特定健診の質問票です。特定健診受診券の裏が、この質問票になっていました。
受診する際、これを記入して持っていくことになります。
特定健診の内容
- 検尿
- 身長測定
- 体重測定
- 腹囲測定
- 医師の診断(問診・聴診)
- 採血
病院に問い合わせたら、食事をせずに来るよう言われました。
食事を抜いていったところ、前に食事を取ってから“10時間以上”経過しているのか訊かれました。そういうチェック項目があるからでしょう。
看護師が持っていた特定健診の用紙には、食事に関する欄があり、「10時間以上」「3~7時間」「3時間未満」のチェック枠がありました。
医師の診断では、先の質問票と同じことを訊かれたので、「あれを書いた意味が……」という気持ちに。
とはいえ、医師が記入している用紙は、質問票を写しきれていない状態で、検尿した時間も書き忘れていて……。
特定健診の結果
画像は、体重測定で用いられた「TANITA DC-430A」の測定結果です。「判定」の箇所だけ抜き出しています。
「判定」の上には、「測定結果」として具体的な数値、「体脂肪標準範囲」としてのパーセンテージがあるんですが、見せたくないのでカットしました。「判定」の下には「体脂肪率と筋肉量による体型判定」「インピーダンス情報」があります。
「TANITA DC-430A」は、30万円くらい出せば買えます……。
特定健康診査結果通知書
受診日から約3週間後に届いたのが、上の特定健康診査結果通知書です。
質問票で「保健指導を受ける機会があれば、利用しますか」で「いいえ」にし、「生活習慣を改善してみようと思いますか」でも「改善するつもりはない」と答えても、来るんですね。
検査結果欄に「*」が印字されていれば、その項目の数値が基準範囲外であることを示します。さらに、範囲外のレベルによって「要保健指導」と「要受診」に分けられます。
「要受診」は、「病院、行けよ」という話。私の場合は、肝機能の項目に「要保健指導」が入っています。数値が高いほど「肝炎」「肝硬変」「脂肪肝」の疑いが高くなるんだとか。付属の資料に、そうありました。
腹囲の見方
男性の場合は85cm未満、女性の場合は90cm未満なら、基本的にはOKみたいです。
なお、単に腹囲が男性85cm以上&女性90cm以上なだけでは、メタボリックシンドロームとは診断されない模様。詳しくは、下記リンク先にて。
腹囲の測定は「へそ周り」を頂点として行われ、男性の場合は85cm以上、女性の場合は90cm以上になると「内臓脂肪過多」と判定されます。
まとめ
他の検査のページでも書きましたが、不案内だよなぁ~と。
どんな検査をするのか、案内書に書くべきだと思うんだけど、こういうのって いつも「XX健診します」という一文だけ。
役所仕事には、ユーザビリティテストとか、ないんだろうか。