LED照明を交換|購入から6年で寿命が来た理由

自宅のLED照明が、つかなくなった話です。

ある日 突然、「停電か!?」というくらいに、プツンッと明かりが消えまして、「なんだ、なんだ!?」となりました。そのときは、いったんスイッチをオフにし、再度オンにしたら復活。

でも、次は無かった……。また、一度オフにした後にオンにしても無反応に。寿命が来たのでしょう。部屋から離れて、戻ったら消えていたので、最後の瞬間を見れなかったのは、残念ですね。

オーデリック株式会社のOL251327

オーデリック株式会社のOL251327

OL251327

使用していたのは、オーデリック株式会社のOL251327。13年製とあるので、この記事を書いている2019年の6年前。ということは、最長でも6年で交換になったことに。

購入したのは私ではないので、その頃の事情は不明です。OL251327の定価と寿命は下記の通り。

項目 内容
光源寿命 40,000時間
定価 税抜36,800円

定価は、照明器具・インテリア照明の通信販売【ライトスタイル】にあったデータです。税抜36,800円。通販サイトだと、送料別で15,000円台からあります。

身内が持ってた資料を見ると、1つ34,000円で工事した模様。まぁ、田舎の電気屋なので仕方がない。顧客が限られてるので、大幅に割り引くと厳しいでしょうし、配線や設置作業もあったのかもしれませんし……。

何より、面と向かい会って物を買わないと、不安を覚える身内が買ってますからね。保証や取り付けとか、そういった安心感に お金を払うのでしょう。まぁ、ネットで買っても保証はあるんですけどね。

しかし、光源寿命40,000時間ですか。

仮に、毎日19時から24時まで使用したとして、1日5時間。それなら、8,000日は持つはず……。年単位にしたら、21.9年。想定以上に短いですね。

蛍光灯・HID灯は6,000~12,000時間。Hf蛍光灯や高圧ナトリウムランプでは、20,000~24,000時間。LEDは、それ以上のはずなんですけどね。

金具

金具

天井の取り付け部分は写真の通り。中央付近のは、他の照明器具でも使われている共通規格品。その周りにあるのは、「OL251327」をハメるための金具です。

共通規格とはめ込む箇所

写真の手前にあるのが、中央の共通規格部にはめ込む箇所。後ろは、金具にはめ込む箇所です。天井に設置するには、この箇所を固定する必要があるので、真ん中の電灯を外さないといけません。

共通規格の裏側

先の写真で手前にあったのを裏返すと、こんな感じ。回してはめ込み、回して外す……。それだけ。

部分交換

OL251327のケース内
電灯

ケース内は電灯が3本並んでいまして、1本ずつ取り外すことも可能です。バラ売りしているのなら、壊れた電灯や部品だけを換えるのもアリなんでしょうけど、まとまった状態でしか、販売していないかも。

電灯の接続箇所

電灯は固定しているネジを緩め、電源に繋がる箇所を外せば取れます。電源に繋がる箇所は、抜き差しする感じ。見た目的には、玩具っぽいですね。

紐の先

電灯には紐が付いていまして、引けば反応するスイッチになっています。その紐の先にあるのが写真部分。前の写真で電源に繋がる箇所を見せましたが、そこと紐の先は繋がっていまして、紐を引くと電源が束になってる箇所に影響する仕組み。

寿命を縮めた理由

記事を書いている時点で、「これ」という原因は特定できていませんが、可能性と思しき要素があったので、それを「寿命を縮めた理由」かもしれないと判断し、書いておきます。

10年持たずにLEDが壊れる事例は出ています。 故障の多くは発光ダイオードの部分でなく、基盤が壊れるためと考えられています。LEDの光にはほとんど熱が含まれませんが、電球の根本の電源部分は高温になります。この基盤にあるコンデンサが壊れたり、熱で配線やハンダが傷んでとれてしまうのです。

LED電球の根本の部分には、放熱するためのヒートシンクが付けられています。しかし、熱がこもりやすい照明器具を使うと、放熱が間に合いません。だから、本来LED電球には専用の照明器具が望ましく、お風呂場の照明器具のように密閉タイプの灯具には使えないことが説明書には書いてあります。

しかし、密閉タイプの照明器具でなくても壊れる事例は起きているので、「値段が高くても10年持つから元が取れる」とLED電球を購入した人は当然納得できないでしょう。 残念なことですが、LED電球が市場に出回り始めた頃には、粗悪な海外製品も溢れていました。また、照明メーカーは少々先走っていました。LEDは確かに凄い発明ですが、実際に10年使えた実績がないのに長寿命を謳いすぎたと言わざるを得ません。また、基盤部分が熱に弱く灯具との相性があることの周知も後手後手でした。

引用元:LEDの寿命は本当に10年なのか?|株式会社スリーエス

『熱がこもりやすい照明器具を使うと、放熱が間に合いません』とあります。

LEDは、熱が問題。とはいえ、「暑い中、クーラーもつけずに……」といった次元の話ではないでしょう。LED照明が不調になったのは冬になってからです。何か、大きな変化があったのか……。

そう考えたときに浮かんだもの。それは、電気ケトルです。

LED照明の真下で使うようになりました。冬から……。沸騰すれば、蒸気がたちのぼります。照明はケースに覆われてるとはいえ、悪い影響を与えていたのかもしれません。

そういや、プツンッと切れたときも、お湯を沸かした直後だったような……。ということで、同じようなことをしている人に、「やめた方がいいかもね」と言うだけのページでした。