人間ドッグ同様の検査を自宅で
検査キットは販売する事業者によって価格が違う。正規販売代理店契約を結んでいるところ以外でも販売されている。
「人間ドッグは何歳から、受けるべきか?」というアンケートに、多くの医師が40代からと回答したデータを見ました。何でも、40代は老化が始まる年齢だとか。とはいえ、早めにやるに越したことはないそうです。
それで、実際に人間ドッグについて調べたら、想像以上に面倒でした。最寄りの病院では1ヶ月前以上に予約して、朝早くから行かないとダメな上に、あれこれやったらウン万円。
日帰りコースと宿泊コースがありましたが、どうせ泊まるんなら良い宿の方がいいです。もちろん、宿で検査はできないですけど、「異常なし」を見るために、余裕で良い宿に泊まれる費用を払うと思うと、勿体無い気がしてきます。何より面倒。
そう思っていたら、最近は検査キットを使って自宅で調べられるという情報を発見。それっぽい単語で検索すると「おうちでドック」が目につきますが、こちらも19,800円と安くはない。もう少し安いのはないかと探したら、「DEMECAL検査キット」に辿り着きました。このキットの製造元は「株式会社リージャー」で、会社の情報は次の通り。
設立:2000年
所在地:東京都中央区日本橋人形町2-33-8 アクセスビル2階
取締役会長:浜口伝博(医師・医学博士)
電話番号:03-5645-7371
厚生労働省より医療用具(現:管理医療機器)の承認を取得していたり、米国や欧州でも特許を取得していたりする会社です。山梨県に「微量血液分析研究所(デメカル・ヘルスケア・リサーチセンター内)」を設立している辺りからして、血液分析関連がメイン事業なんでしょう。
DEMECAL検査キットについて
使い方は次の通り。
- お湯で手を洗う
- 検査キットを開け、ボトルを取り出す
- ボトルのキャップを外して、トレイの穴に立てる
- ランセットのキャップを外す
- 絆創膏と消毒布を開封
- 手のひらをマッサージ
- 消毒布で指先を拭き、消毒液が乾くのを待つ
- ランセットを指先に押し付け、カチッと音が鳴ったら離す
- 血液を絞り出し、吸引器で搾り取る
- ボトルに吸引機を差し込み、吸引機の緑のボタンを押す
- 吸引機を外してキャップを締める
- 指に絆創膏をしたら、ボトルを強く振って混ぜます
- ボトルからキャップを外し、シリンダーをゆっくり押し込む
- 底までシリンダーが到達したら、密閉キャップで締めれば完成
DEMECAL検査キットの口コミ
以下は幾つかあるDEMECAL検査キットのうち、「がんリスクチェッカー」の口コミです。

「説明書をよく読まずにやったら、使う器具の順番を間違えた。チクッとするくらいで、あまり痛くない。1週間くらいで結果がわかって安心できた」

「異常は見つかりませんでした。ただ、p53抗体は陽性でも何も見つからない人もいれば、がんの人でも陰性になることもあるとか」
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」を見る
最安値はAmazon? オウチde検査キットとは
キットの製造元「株式会社リージャー」のサイトには、販売代理店として株式会社アイセルネットワークス、入交クリエイト株式会社、株式会社ウィズネット、株式会社サンプリの社名があります。株式会社リージャーでは、管理医療機器を販売する事業者と、正規販売代理店契約を結んでいるようです。でも、それぞれ価格が違います。
- 株式会社アイセルネットワークス:8,996円(確認時、セール中)
- 入交クリエイト株式会社(血液検査キット.jp):10,584円
- 株式会社ウィズネット:10,584円
- 株式会社サンプリ(健康人ネット):9,800円(税別)
がんリスクチェッカーは、基本10,584円なのでしょう。Amazonの参考価格も、10,584円でした。Amazonでは値引きして8,480円になっていたので、セール中だったアイセルネットワークスより安いことになります。楽天市場でも買えますが、だいたい似たような価格帯でした。
ちなみに、Amazonのは【マケプレお急ぎ便対応店舗】ショップデクリニックの価格になります。マーケットプレイスですからね、参考にしていいのかどうか……。
なお、株式会社ウィズネットが販売元で、株式会社メディア4uオペレーションズが運営会社となっている「オウチde検査キット」というサイトもあります。このサイトが、一番よくキットの内容を説明しているかもしれません。