カプセルトイを買ってみた|音が出るものメインで
その辺にあるガチャをまわし、音が出たり、光ったりするトイを出し、遊んでみた感想です。
販売元のチェックや、知育玩具としての可能性も追及しています。たぶん。
上の写真は、アイピーフォー株式会社の「ドラマティックサウンド!もぐらポコポコゲーム」です。一番下にある横長のボタンを押すと、ゲーム開始。
モグラたたき
ジャジャーンという音が、スタート合図。
上の写真のように赤く光っている場所を押していきます。
何回かミスすると終了したような……。その際には、テレレテレレと鳴ります。
ゲーム終了か、次のモードへの移行か、わかりづらい仕様ですが、金額の割には よく作られている印象。
ただ、接触不良なのか知りませんが、押しても反応が悪くなり、ゲームが始まらなくなりました。
中を開けると基盤がむき出しなので、こういうのに詳しい人は、対処できるかも。
電池が入っている箇所のフタが取れないので、ゴミに出すときに困りそうな一品。電池は別で捨てなきゃマズいし……。
クイズボタン
クイズ番組で回答者が押すアレ。
アイピーフォー株式会社「早押し!クイズボタン」です。
緑のボタンを押すとピンポーンと鳴って、「YES!」の札が上がります。
札を倒すと、またボタンを押せるようになる仕様。
この「YES!」はシールとして付いてくるので、自分で貼って使うことに……。シール貼りが苦手だと、ズレて見栄えが……。
子どもに勉強絡みの問題を出す際、クイズ形式にして答えさせれば、多少は楽しくなるかも。
オーダーコール
飲食店で店員さんを呼ぶアレ。
株式会社トイズキャビン「卓上呼び出しボタンコレクション」です。
青い部分を押すと、ピンポーンと鳴ります。若干、エコーがかかった状態で。
それだけのアイテムですけど、自宅に居ながら、飲食店で注文する練習にはなるでしょう。「飲食店ごっこ」ができると言っていい。
メニュー表がない? 買えますよ。
メニュー表
写真は、「厨房用品専門店!安吉」というショップで買ったメニュー表です。
商品名は、メニューブックだったかな。
メニューが書かれた紙は入っていないので、ネットで見つけた町中華的なメニューをプリントして挿入したのが上の写真。
「飲食店 メニュー サンプル」といったキーワードで検索すると、エクセルデータなどが出てきます。これは、そのうちの1つ。
自作なら、適当な料理名で、法外な価格設定のメニュー表の作成も可能。
価格:688円 |
学校のチャイム
株式会社SO-TA「学校のチャイム」です。
学校でキンコンカンコン鳴るアレ。
赤い丸を押せば、鳴り始めます。鳴っている時間が、割と長いです……。
1組~4組まで種類があって、微妙に音が違う模様。
シールが付属していて、そこには寄贈とか、落書きがプリントされているので、お好みでつけましょう。たぶん、無いほうがスッキリしていいはず。
チャイムの裏側
これ、マグネットになっています。
吊り下げ用の金具もあるので、ぶら下げたくなりますが、冷蔵庫などにくっつけた方が押しやすいですね。
日々チャイムで行動している子どもに聞かせれば、メリハリのついた行動を促せるかも。
食券の券売機
株式会社キタンクラブ「食券ライトマスコット おかわり」です。
上部にある黒い小さなつまみ。これをズラすと、白く点灯し、ボタンを押すと赤く点灯して、売り切れを伝えてくれます。
残念ながら、音は鳴りません。
券売機の光
左側は、注文可能状態。
右側が、売り切れ状態。
売り切れになったら、黒いつまみを元に戻し、明かりを消すことになります。
明かりを消してから、また黒いつまみをズラすと、白く光ります。その繰り返し。
食券も付いてくるので、子どもが券売機で食券を買う練習になるかも。
家のチャイム
アイピーフォー株式会社「ダッシュ無用!ピンポン」です。
いわゆる家のチャイム。
「♪」マークの場所を押すと、ピンポーンと鳴ります。
後ろがマグネットになっているので、鉄製のものに張り付け、各部屋のチャイムとしても使えるはず。ドアに鉄製の何かがあれば。
また、子どもが誰かの家に行った際に、チャイムを鳴らして「ごめんください」と言う練習にも。
いや、それ以前に、家族であっても、他の人の部屋をいきなり開けるのはダメだから、ノックをする習慣づけの第一歩としてチャイムを……。
降車ボタン
株式会社トイズキャビン「バス降車ボタン ライトマスコット2」です。
バスで降りるときに押すアレ。
「おります」ボタンを押すと、赤く光って「次、とまります」という音声が再生されます。
子どもがバスの降り方を学ぶのに最適?
非常ボタン
株式会社J.ドリーム「非常ボタン」です。
上の写真は、エレベーターボタン。同シリーズには他に、火災報知器、トイレ非常ボタン、踏切の非常停止ボタン、駅のホームの非常停止ボタンがあります。
普段は押しちゃダメだけど、人生で一度は押してみたい禁断のボタンばかりですね?
欲しいのは赤い火災報知器でしたが、出ませんでした。でもまぁ、音が鳴るくらいで、明かりはつかないし、マグネットでもないんで、他のに比べたら見劣りするかも。
「子どもが非常ボタンを押す練習に最適」という見方もできますが、これに慣れたら 本物を押してしまいそうですね。
ただでさえ、修学旅行とかでハイテンションになり、余計なボタンを押す輩がいるくらいだもの。
これを作ってる会社は、キッチン家電をミニチュア化したカプセルトイが多い印象。あとは、おにぎり。
最後に
300~400円くらいのカプセルトイです。
音が鳴る系は、アイピーフォー株式会社が多いですね。動物系マスコットのトイを多く出しているメーカーで、アミューズメントプライズを手がけるシステムサービス株式会社の子会社。
音と光の職業系は、株式会社トイズキャビン。バス降車ボタン、オーダーコールは、仕事が絡むので職業系としました。車と仕事猫のトイを作っている会社です。
学校のチャイムの株式会社SO-TAは、動物、昆虫、ゲームポケのトイを作っている会社。
券売機の株式会社キタンクラブは、コップのフチ子、ケーブルカバー、座るシリーズなど、シリーズになっているトイを作っている会社。サンリオなどのキャラクターものも手がけています。
こうして見ると、得意な分野がありそうですね。
個人的には、会社サイトに「アイデア募集」みたいなコーナーが欲しかったですね。あれば、「ご飯が出来ました」「お風呂の順番です」といった音声が鳴るトイをリクエストしたのに……。
なぜ、それが欲しいのか? それは、日々 家族に言ってる言葉を言わずに済むから。